ユニオンマイクロプレーンR/Cの零戦制作記録 戻る
今回制作するのは古き名機、ユニオン社製マイクロプレーンR/Cシリーズの零戦。
このシリーズはもともとゴム動力フリーフライトの機体に、当時なんとか小型化しつつあったメカを搭載して、ラジコンにしたもの。
当初はマニアの方々が改造していたようで、RC技術にも改造記事が掲載されていた記憶があります。
その後、プロポやモーターユニット、バッテリーなどフルセットで発売されたのがこちら。
当時の発売価格は32800円!機体のみは8000円でした。
中川原RCのte2さんが所有していて、素晴らしい飛びをしていたのでずっとほしかったもの。
2014年秋にヤフオクで発見、12000円で落札しました。

機体もさることながら、中のパンフレットが泣けてきます。
マニュアルもちゃーんと入っています。
プロポのマニュアル最終ページの日付は2001年11月、時代を感じるなあ。

まずはキットを取り出して体重測定、機体パーツのみで41g。
写真中央は現在スタンバイ中、ほぼ同サイズのTAIYO21型で39g、やっぱEPPは軽いのね。
2機を並べてみると・・。ユニオン零は首長で胴体がスリム、主翼も華奢な印象。
まあ、スケール機ではないので仕方がありません。
FMS零の様に首を短くすることも検討しましたが、重心が合わなくなると困るので、敢えてこのまま行きます。

早速、主翼の制作。
エルロンを切り出してヒンジテープでつなげます。簡単簡単。

左右の主翼をエポキシで接着、上半角には十分に気をつけてマニュアルどおりに。
エルロンのリンケージには0.8mmピアノ線を使用。
マニュアルでは1mmピアノ線でしたが、経験的に0.8mmで十分と判断。
ノイズレスチューブを主翼に埋め込むようにしてエポキシで固定、乾くまでしっかりとマスキングテープで圧着。

続いて水平尾翼、これも慣れた手つきでエレベータの切り出し。
0.8mmピアノ線で左右を連結、ねじれだけには充分気をつけましょう。

ここで休憩、付属のメカを重量測定してみましょう。
サーボが10g、バッテリーが45g、受信機まで込みこみで75g、これは重い。
当時の機体は飛行重量で160g近くあったのではないか。
本当に飛んだのだろうか・・・・先人たちの苦労がうかがえますね。

こちらは付属のプロポ、Futaba製です。
左側のスライドスイッチがスロットル、右のスティックでエレベータとラダー、またはエルロンを操作する仕組み。
先の重量の点からもこれらは使用しません。
歴史的価値はある新品ですので捨てるのはもったいない。
どなたか愛好家にと思い、セットで10円でヤフオクに出したところ驚くべき価格で落札していただきました。
ありがとうございました。

ここで、パワーユニットを確認。
このキットにはユニオン特製のコアレスモーターなるものが使用されており、ギアダウンで大きめのペラを回します。
2セルリポで確認したところ、電流は2A程度でそこそこの引き。
早速、防火壁を作成マウントを接着します。
カウリングに沿って機首部をカットすると、きちんとスラストが付くようにできています。
ユニオンモデル、恐るべし。

ギアダウンユニットを装着したところ。
ダウンスラストはほとんどなし、サイドスラストは3度くらい?

主翼下面の胴体部分を接着して機体はほぼ完成、あとは組むだけ。

さて、この零戦は不思議な青塗装がされています。
好みの問題ですが、なじみの色ではないのでいつものMrカラーで塗装することにしました。
サーボはロビンさんのマイクロサーボ(3.7g)を使用、2.4Gの小型受信機を機首部に突っ込んで・・・

付属の日の丸とストライプのステッカーを貼って完成。
垂直尾翼の機体番号ステッカーは背景色があまりにも異なるので貼りません。
完成後の体重確認、2セル280mAhのリポ込みで122gの超軽量です。
現役のTAIYO21型改は3セル450mAh搭載でかっ飛び使用で145g。
さあ、軽量でギアダウンのユニオン零ははたしてどのような飛びをするのか、楽しみです。

完成翌日にステッカーを見たらこのざま。
さすがに10年前の糊はダメみたい・・・・この後ステッカーと機体の間に瞬間接着剤を染み込ませて固定。
しかし、酔っぱらってやってたせいか、ステッカー周囲に異様に接着剤が広がっています。
翌朝気がついたときには後の祭り・・・やっぱ作業は素面でないとだめだなあ。

初飛行前の記念撮影、スケール感はまったくありません。
無事に飛んだらアンテナと機銃でも加えてみるか。

2015年1月17日